ビルの谷間で暮らす、田舎の原付野郎

関東の日帰り原付ツーリングを中心に、バイク用品の感想や、マンションのプチ改造(断熱など)を記事にしています。

酒を知りたきゃ水を飲め?栃木県の北東ぶらぶら(酒造めぐりなど)300キロ日帰り原付ツーリング

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東力士さんの店舗にて。


さて、栃木県に入り、国道4号BPを東に折れると、田園地帯が一気に広がります。

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やっと帰ってきた感じ。マジェスティ125 でぶらぶらぶらーんと、国道294号を通過し、真岡を抜けて益子を目指します。
益子といえば陶器が有名なんですが、土が鉄分を含むためか、黒色の重厚な焼き上がりが特徴的です。
そんな陶器屋が建ち並ぶ街並みを抜けかけたとき、
重厚な酒蔵が!!
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まずはここに寄り道です。
観光バスも止められる広大な駐車場の前には、がっしり構えた門がお出迎えです。
中に入ると。。
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夏休みに田舎の本家に来たような、そんな錯覚を覚えます。
販売所では、はっぴを着ていいなど、サービス精神が高い店です。
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当然日本酒も豊富で、試飲もあります。
むろん、当然飲酒運転はいけませんが、そんなライダーやドライバーのため、仕込み水を飲ませてくれるサービスがありました。
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これなら一升飲んでも大丈夫です。
通常の水より角がない、あっさりした感じです。
自分はもともと茨城や栃木の、辛みの少ない日本酒が身体に合うと感じているのですが、
辛さのないこの水がそれを生んでいるのだと改めて思いました。

さらに、ここは更に益子焼で一杯飲ませてくれるんですね。
現地の焼き物で現地の酒。
これは新しい!!魯山人ほにゃららさんが求める、料理と食器のコラボのようです。
ただ、益子焼は黒く豪快な表面処理になるので、大皿や花瓶、茶器など、大型のもののほうが映える感じがします。
(レアな肉や白身魚、パスタのほか、サラダなどを盛り付けると、映えますね)
ここでお酒を2本購入。カードOKです。(大手醤油屋ではダメですが、ここでは大丈夫!)
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益子の酒蔵「外池酒造」
栃木県芳賀郡益子町大字塙333-1 Tel 0285-72-0002


更に国道を北上します。
適度にくねった山道の脇、狭い平地を活用して田園が広がっています。
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次なる目的地、那須烏山に到着。
ここには「東力士」という日本酒があり、ワタクシ結構好きなんです。
イメージ 10近くに観光施設は少ないですが、近くには簗もあり水が良い環境。
酒蔵は国道294号と県道10号?の十字路にありますが、至って普通です。
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ちなみにここは、戦前、日本軍が使っていた大規模な防空壕があり
戦後、そこに日本酒を寝かして熟成させています。
「どうくつ酒」という名前ですが、なるほど一定の低温で熟成すると、まろやかな感じになります。
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ただ、東力士は普通酒でも十分おいしいので、そちらをゲットしたかったのですが、、、、
「一升瓶しか置いてないんです」


・・・コマジェには、一升瓶は積めません。
今回つけていませんが、50lの容量がある、キジマK-22にも入らないのです。
これは困った。
東京近郊に卸していますか、と訊ねましたが、
普通酒は地元の人向けのお酒なんで、だいたいこのへんで捌けちゃうんです。だから宇都宮(栃木県の県庁所在地です)にも出してないんですよ。どうくつ酒は人気なので、東京にも時々出しているんですが」

がっくりした顔が出たのでしょうか。
見かねたお店の人が、近くのスーパーに1.8リッターパックを卸していることを教えてくれました。
ありがたく、ここでもコップ酒と生酒を購入します。
そして近くのスーパーで、一升パックを発見。

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これならコマジェのシート下でも入ります。おまけでインスタントコーヒーも安かったので、併せて購入。
日本酒は今年飲む分以上を買ってしまったような気もします。
これにて烏山から撤収。宇都宮を経由して、帰宅することにします。

島崎酒造
〒321-0621 栃木県那須烏山市中央1-11-18
TEL.0287-83-1221 FAX.0287-84-1728



続きます。


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今回の戦利品じゃんよ。