パワーピュアになくて、シティグリップにあるもの。
スクーター専用タイヤ、その特性の違い
わたしのコマジェは、フロントがパワーピュア、リアがシティグリップを装着しています。
(その経緯はこちら)
その後、乗り心地と直進安定性に大満足!!なんだけど、
カーブでの特性変化が気になるように、なりました。
フロントのパワーピュアが2CTと呼ばれる構造のため、カーブで特性が変わるのは、理解できます。
【デュアル・コンパウンド・テクノロジー】
○ センター部分には耐久性の高いラバー・コンパウンドをショルダー部にはグリップ力の高いラバー・コンパウンドを配置することでロングライフと安全性を両立しました。
○ センター部分には耐久性の高いラバー・コンパウンドをショルダー部にはグリップ力の高いラバー・コンパウンドを配置することでロングライフと安全性を両立しました。
でも、リアのシティグリップは同一の材質から作られているのに、なぜ特性変化が起きるように感じるのか?
不思議だったのですが、
風呂で鱧料理のことを考えていたら、ちょっと閃きました。
(鱧ってこんなんです。グロいのでリンクでどうぞ)
シティグリップはこんなんですが
ミシュランのHPによると、PSTと呼ばれる技術導入がなされているらしいです。
つまりこれは、刻まれたサイプが潰れて角が立ち、グリップを高めるということでしょう。
一方、包丁を入れた肉や魚が柔らかくなるように、タイヤサイドの領域が結果として柔らかくなっているのでは?
センターからサイドの、刻みの多い領域に移行する際に、特性変化が生じるはずで、
そこに荷重が乗ったとき、タイヤの表面に変形が生じ、それが倒れ込むような感覚につながっているのではないだろうか?
はたと気が付き、なるほど一つの材質でタイヤをこさえるとき、こうやって材質変化させればいいのか!!と、
勝手に理由をつなげてみました。