パワーピュア&シティグリップのインプレ
前輪パワーピュア。そのHPには
ミシュランのスクーター用タイヤに初めて2CTを採用し、
コーナーを走り抜けるためのサイドグリップとハンドリング、
デイリーユースに求められる高い耐摩耗性能を兼ね備えました。
と書かれています。
当初、直進安定性より軽快な曲がりを意識した特性があるに違いない、と期待していました。
ところが、数メートル走ると、ダンロップD303Aを履いていたころよりずっと、直進したがるバイクに変化。
手放ししても真っ直ぐ進みたがりそうです。なんだかFFみたい。
マジェスティ125には、アメリカンバイクのような直進安定性と快適性を求めていたので、
これはうれしい誤算。
これまで履いたことのある新品タイヤは、カブとCD50で体験したD107と、DT50のK350ぐらいなもの。
あとはTZR50のTT900
どれも特性がここまで変化したことはありません。
あるいはこれがミシュランなのか?
そしてリアのシティグリップ。
フルディプス・サイプの採用により、濡れた路面でのグリップ力が向上。従来品からの耐摩耗性を維持しつつ、日常的に使う道路に点在するウェット路面、白線、マンホール等でのスリップを抑制します。
とのこと。
リアタイヤも直進安定性とグリップ感が増し、さらにちょっと柔らかい。
乗り心地はこっちが良い。一方、剛性はフロントのほうが高く感じる。
ということで、軽快感は薄れたけど、
剛性が高く直進安定性の増したフロントに、乗り心地とグリップ感の増したリア。
結果、真っ直ぐ走って気持ちいいい!!
といったスクーターになりました。