コロナ時代のツーリング C600スポーツ 山中湖から富士五湖
日 時 : 令和2年8月8日(土) 7時30分~19時30分(12時間)
ここのところ、また新型コロナウィルスの感染が拡大していますね。
ワクチンや薬の開発も急ピッチで進んでいるようですが、実用化するにはしばらくかかりそうです。普通の生活に戻れるのは、ちょっと先ですね。
そうなるともう、コロナありきのツーリングを考えるのが現実的な気がしてきました。
旅行先の人々に迷惑かけないよう、食べない・買わない・事故を起こさないツーリングを心がけるしかありません。
燃料や食料を全て東京で積み込み、ひたすら走り、空腹になったらその先で自炊し、現地で出来るだけ人との接触を避ける、そんな旅でしょうか?
そんなん、面白いんかね?とも思いますが、まあ、走っているだけで満足な自分は、楽しみが残っているだけ、幸せかなと。
見方を変えれば、無給油で長距離を往復するなんて、気分は第二次世界大戦の長距離偵察機。そうなるとガソリンタンクが大きい車両が絶対的に有利です。(予備ガソリンタンクは保管や管理が難しいので、恒常的には使いたくないところです)
まあ、ガソリンはセルフで入れるので、ご勘弁願って、あとはノンストップ。
涼しい山間部といえば、山中湖と富士五湖まわりを目指します。
今回はC600スポーツで行くことにしました。
ガスを満タンにして、ペットボトル水2Lと、菓子パン2つに、眠気覚ましのガムで行くことに。
7時半に東京を出発。既に気温はガンガンに上がっています。雨が近いのか、ムシムシして天気は曇り気味。直射日光を浴びない分、むしろ好都合かも。
国道294号が思ったほど混んでいないので、バイクが過熱する前に通過し、厚木に到着。
宮ケ瀬湖を経由して、道志みちへ。
ライダー、けっこういるかと思っていましたが、フライパスした道の駅以外ではそれほど多くありません。気温も27度と快適です。
出発して3時間半、11時ごろに山中湖に到着。
残念ながら曇っていて、美しい富士山は全く見えません。
天気が良ければ、以下のような富士山が見えるはずなのですが。。。
juliet-alpha808.hatenablog.com
観光客の方々からなるべく離れて、写真撮影。
すぐに退散です。
いつもはここから富士山の南側を経由して一周するのですが、フロントタイヤがお亡くなり気味のC600、くねったタイトコーナーを抜けていくのはちょっと荷が重くなってきました。
ので、河口湖から朝霧高原を目指すことに。 R138はけっこう混んでいて、気温も上昇中。
およそ1時間ほどで、河口湖に。
さすがに湖畔の周りは、暑さがやわらぎます。
天候も回復しましたが、残念ながら富士山は雲の中です。
ここで西湖に行けばよかったのですが、ちょっと遠回りしてR139に出てしまいました。
そのまま本栖湖に向かいます。
気温も低くなり、快適です。ようやく高原に来た気分です。
ここなら、ずっと走っていてもいい気になります。
本栖湖を超えると、何だか天気が。。
左右の山々は雲に覆われ、まったく見えません。雲が急速に移動しているのが分かります。
しかし、朝霧高原の周りは涼しくて気分がいいですね。
そのまま自動車専用道路、R139号に入ります。富士宮市が見えてくると、一気に高度が下がり、気温も上昇。これ以上下界にいても仕方がないので、北山ICで一度下界に。
ちょっと早いですが、セルフのガソリンスタンで給油。8.6リットル。折り返し、また涼しい天界を目指します。
朝霧高原にある牧場や道の駅など、様々な誘惑を振り切り、道路沿いの駐車場?的なところで、一枚。14時ごろです。菓子パンと水で空腹を満たします。
気温は涼しく、快適です。
本当なら、この向こうに富士山があるのですが、この日はまるでダメでした。
その後、山中湖から道志みち、津久井湖から多摩尾根幹線で渋滞にはまるルートで帰還。
涼しい地域にいられたので、それは満足だったのですが、地元にあまり還元しないタイプの旅ですし、正に「偵察」的なツーリングでした。
コロナ患者との接触記録を取るような厚生省のアプリケーションも導入が義務付けられそうな世の中。
WITHでもなんでもいいですが、早くインフルエンザぐらいの取り扱いになってもらいたいものです。
それではまた。