冬の底冷えテレワークに、格安電熱パンツ(工夫すれば、使えます)
経過:テレワーク中、部屋が寒いので、格安電熱パンツを導入。
結論:使い方を工夫すれば、充分に暖かいです。
工夫のポイント:
① 電熱パンツの発熱部は、なるべく肌に直接触れるように。
>パンツのサイズは重要。
(発熱部がきちんと肌に触れていないと、暖かさを感じられません)
>特に感覚の薄い膝と踝の甲は、暖かさを感じづらい。
>発熱部と肌の間にタイツなどあると、逆効果。熱が拡散します。
② 電熱パンツの発熱は外側にも逃げていくので、逃がさない工夫を。
>足の甲は靴下等で上からカバー
>さらに、外側に防風パンツを重ね着すると、熱が籠って暖かい。
③ バッテリーは、大型1個より、小型のものが複数あったほうが便利。
>大容量のものは、充電に時間がかかり、かつ、重い。
>コンセントから直接USBに繋ぐのは、安全装置があるらしく電源が入らない。
>面倒ですが、6000mAhくらいのが、2つか3つあったほうがよいかも
【経 過】
テレワークというものを本格的に始めて、初めての冬。
ワタクシはマンションの北側に住んでいるのですが、
在宅勤務する日数が圧倒的に増えました。
その結果、、
「日当たりの悪い、北風に吹きさらされる部屋は寒い」
(13度くらいですが、床が冷たい・・・)
いやあ、寒い。特に朝から昼にかけて。
会社に行っていたころは、こんなに自宅が寒いとは思っていませんでした。
足元だけ、電熱ヒーター等を使ってみましたが、
一か月ずっと点けていると、けっこうバカになりません。
他方、冬のオートバイ用品で、電熱タイツやジャケットが売り出されるように
なりました。
冬に走ると、そりゃもう寒いわけですが、これがあるとそれなりに温かいらしい。
しかし、フルスペックのものは、上下で2万円弱します。
ワークマンにもあったのですが、人気で品切れ。パンツだけで4000円くらいします。
WZ4250 Wind Core(ウィンドコア) ヒーターミドルパンツ | 作業着のワークマン公式オンラインストア (workman.jp)
バッテリーは別売り。こちらも4000円ぐらい。
ということで、アマゾンで(バイク用ではないですが)
電熱入りスパッツとベストを注文してみました。
これはUSB電源から発熱するタイプで、おそらく12V電源のバイク用よりは
熱の範囲が狭いと思いますが、評価は案外よい。
ということで、チャレンジしてみることに。
【当初、購入したもの】
まず、電熱パンツ。アマゾンで4000円ほど。
そのほか、USBバッテリー。容量が小さいと、すぐ空になってしまうらしいので、
26800mAhのもの。2500円くらい。
数日で到着。
電熱パンツ。右のポケットにUSBをつなぐジャックと、スイッチが。
配線関係、けっこう華奢です。
バッテリー。これはデカい。
Iphone12-PRO MAXを3つか4つ重ねたぐらいあります。
重量もけっこうあり、
ポケットに入れると、布地がちょっと垂れそう。
【使ってみて】
◇暖かいのは一部だけ。写真は盛りすぎ。
全身ぬくぬくになるのかと思いきや、
暖かいのはほんの一部。(発熱部を、黄色マーカーしています)
・股下 (腰の後ろと、へその下にあたります。)
・膝
・踝の前のあたり
まあ、USBの電源くらいですからね。
バイク用は、発電容量を超えてバッテリーの蓄電も喰い、
電力不足となったバイクは突然エンジンが止まることもあるらしいので、、
◇バッテリーの充電に時間がかかる。
製品は、暖かさ:最大(赤) ⇔ 普通(青) ⇔ 最小 (緑)
最大で繋ぐと、4時間ぐらいでバッテリー切れ。
そして、バッテリー電圧が下がると、ランプがついていても切れてしまいます。
だいたい、星がひとつになったら、もう赤と青にはなりません
しかもバッテリーフル充電に、だいたい24時間くらいかかります。
太陽電池がついて充電できると書いてありますが、まったく役に立ちません。
今は午後から出社するパターンが多いので、午後~翌日朝まで充電して、
ようやく午前中に機能発揮。
【工夫】
① 電熱パンツの発熱部は、肌に直接触れるぐらいでちょうどよい。
>パンツのサイズは重要です。
だぶだぶで発熱部がきちんと肌に触れていないと、熱が逃げます。
発熱部が肌に触れるよう、サイズはジャストサイズを。
(生地がダブダブでした)
XLはちょっとだぶだぶなので、ぴったりしたものが良いと思います。
商品レビューに、「膝と踝の甲が暖かくない、」とありますが、
製品として発熱はしていて、熱を出しています。
しかし感覚の薄い膝と足の甲は、暖かさを感じづらいため、
もう直接触れるぐらいで全然OK。
逆に発熱部と肌の間にタイツなどあると、逆効果。熱が拡散します。
② 電熱パンツの発熱は外側にも逃げていくので、逃がさない工夫を。
電熱パンツを上から触ると、発熱部が暖かいのが分かります。
裏地がフリース地なので、熱が肌に伝わりづらい一方、外の生地が薄いので、
熱が逃げている感じです。
そこで、足の甲は靴下等で上からカバー。裾を靴下で抑える感じです。
膝は、曲げている(座っている)限りは、暖かい。(密着しているからかな?)
腰回りは、付いているベルトでサポート。
さらに、外側に防風パンツを重ね着すると、熱が籠って暖かいですね。。
今回は、ワークマンで980円特価のイージスを。家用なので、もう機能優先。
③ バッテリーは、大型1個より、小型のものが複数あったほうが便利。
20000mAh以上のものは、充電に時間がかかりますね。
(私のは24時間近くかかっています)
かつ、重いので、ポケットが垂れ下がりそう
コンセントから直接USBに繋ぐのは、安全装置があるらしく電源が入りません。
面倒ですが、10000mAh くらいのが、2つか3つあったほうがよいです。
(だいたい1個で赤1時間くらいです)
(子供の予備バッテリー、6000mAhを拝借。30分から1時間ですね)
そんな感じで、製品としてはちょっと足りないところもありますが、
うまく使うと、普通の電気暖房器具より安価でぬくいテレワークができますよ~。