ビルの谷間で暮らす、田舎の原付野郎

関東の日帰り原付ツーリングを中心に、バイク用品の感想や、マンションのプチ改造(断熱など)を記事にしています。

バックトゥ2005年12月 JAZZで原付ツーリング。

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写真整理をしていたら、昔乗っていた、JAZZ50の記録が。
冬のツーリングですが、原付50ccでの「原チャツーリング」です。


12月の頭に、久しぶりにツーリングに出かけました。
 
当初は寒い時期なので南下し、三浦半島の海岸線を時計回りにめぐって、昼はマグロでも、と、いつも行くコースを考えていました。
しかし地図を見ると、野島公園に海に面したキャンプ場があるとのこと。家族BBQとかできるなら、一度やってみたいと思っていたので、春になる前にどんなところか見に行くため、寄り道することにしました。
また、数日前に、図書館で偶然「誰も知らない小さな国」文庫本を借りて読んだため、どうしても舞台となった場所にも行ってみたくなり、寄り道その2もコースに採用。
 
あと、「三浦半島HP猿島に渡ると面白いと書いてあったので、猿島にも行きたかったのですが、しかし12月から、猿島連絡船は土・日・祭日運行となってしまうため、今回の猿島はお預けです。
 
 
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8:40 エンジンに火を入れて、いざ出発!!
 

9:12 横浜に向かう国道一号を南下中。平日のこの時間だと交通量もまばらで、それほど混んでもいない。この橋を超えると、なんとなく横浜市に入った感じ。
 
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10:27 野島公園に到着。臨海地帯に並ぶ工場の中に、こんもりとした森があって、それが野島公園だった。公園入り口にある地図を見ると思ったより広い。島の半分以上が公園になっている。平日なのにけっこう人がいて、みんな顔見知りのような感じで掃除をしていた。
 
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10:29 野島公園キャンプ場 さすがにこの寒い平日にキャンプしているヒトはいない。海に面しているので、暖かくなったら気持ちがよさそう。カマドもあるし、バイクに簡単な装備を積んでくるだけでBBQもいけそうだ。
そばにある建物が公園管理事務所かと思ったが、これは  。事務所はもっと離れた、島の真ん中あたりまで行かないとならないらしい。展望台もあるようで行ってみたい気になったのだけど、ランチタイムまでに三浦海岸のマグロにたどり着きたいので、次回に。
 
 
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野島公園南側。キャンプ場は海が近い。倒れているのはヨット。オーナーは乗るときどうするのかな?ちょっと気になる。
 
10:50 出発してから80kmは走っているし、タンクを叩くと軽い音になっていたので、そろそろガスを入れたくなってきた。ということでエネオスのセルフスタンドで給油。前の日見たHPに「ボアアップエンジンにはハイオクを」と書いてあったのを思い出し、ボーナスも出たのでハイオクを入れてみる。タンクの半分くらいがハイオクガスになった。変化はそのうち判るでしょ。
 
 
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11:16 
だれも知らない小さな国」の舞台とウワサされてる、京急のとある駅に到着。駅前はきれいになっていたが、駅は昭和を感じる作り。駅から山奥に向かう道は一本なので、迷わずそちらに向かうことにする。山道らしいので、DT50にしておけばよかったかな、とチラと思う。
 
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道の左側は小川になっている。蛍がいるらしい。原作にも小川が流れていたので、ちょっとワクワクする。周りは急傾斜危険地域というやつに指定されているため、両側は切り立っており、家が空き地に張り付いている。
 
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道はとつぜん行き止まり。山道になってしまった。この先JAZZで行くのはしんどそうだ。下水を蓋架けした上が通路になっていて、先に進めそうだったので、徒歩で行ってみることにする。
 
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突然周りが山に囲まれた三角地に出る。おお、原作に近い感じジャン!!三角地の奥が小高い山になっており、そこに二本の杉を従えた白い家が建っている。ますますそれっぽい。いい感じ!!椿の木は花が咲いていないのでどれだか判らないけど、こんな感じと言われれば、それっぽい。日当たりはイマイチだけど、コロボックル山のイメージは、ここから生まれた、といわれれば、そんな気がする。
 
道はまだ上に続いていたので、上ってみる。高圧線の台座の脇をくぐり、上に上がると、雛壇造成された尾根に出た。上から見ると、産廃業者がゴミを山頂付近に捨てている。いままでいい感じできていたので、ちょっと涙。何か溶接か切断しているような青い光も見える。
寂しいオトナになった気分で、山を下ることにする。
 
 
JAZZの元に戻る。くる途中で分かれ道があったので、そっちに行ってみることにする。
 
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12:00 山の上の公園 
道は 公園につながっていた。高速道路が近いらしく、時折すっとばすクルマの音がする。公園には展望台があったので、そこに上ってみる。
 
ここからは横須賀が一望できる。朝から何も食べていないので、かなり空腹。急いで横須賀に向かうことにする。
 
 
国道16号線を横須賀に向かう。軍港なのでよくねずみ色の軍艦が止まっているが、今回は潜水艦だ。黒塗りなので目立つし、意外と潜水艦はデカイ。ちっちゃな駆逐艦なら飲み込めそうだ。写真に撮りたかったけど、国道の流れに逆らって止まる度胸がありませんでした。三笠公園で三笠の写真でも撮ろうかと思ったけど、横須賀はそのまま通過。
 
 
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城ヶ島公園。横須賀からはずっと海沿いの道で、ようやく三浦半島ツーリングに来た気になる。外海が近いためか、海の香りもずっと強く、走っていて爽快だ。城ヶ島公園までノンストップで到着。ここの灯台に登ると、東京湾に入る船舶を一望できるいい場所なのだが、空腹に耐えかねてきたので、写真だけ。
 
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三浦半島の風車 マクロスプラスに出てきそう。ホントに風力発電しているらしい。傍まで行くと、風車の旋回速度がけっこう速いのにびっくりする。風車の先にくくりつけられて、あんな速度でぶん回されたら、めちゃくちゃ怖いだろう。作るときはどうしたのかな?と見るたび思う。
 
 
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三浦半島 まぐろ屋
漁港の入り口にあるこの店に一回入ってみたかったので、今回初挑戦。でも一方通行出口にあるんだよね・・・・・遠回りせず、エンジン切って、歩行者になることにする。JAZZは店の駐車場に停めさせてくれた。
 
店の親父は数珠まで巻いている。メニューを示され、お勧めの「マグロ頬肉定食」にすることにする。1500
マグロ頬肉は牛カルビにそっくりの味わいでうまい。刺身は赤身で、頬肉が濃い分、あっさりした感じがよくあっている。どちらもご飯が進む組み合わせだ。
 
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店には大学生っぽい4人組が、「まぐろカブト料理」を注文しており、親父がマグロを供養してから取り分けてくれる。「供養するなら獲られたときがスジじゃねーのか?」とは誰も突っ込まなかった。雑誌のレポーターも来ており、そのうちどっかに出るかもしれません。
 
店を出る。時間は2時を回っている。行きの時間を考えれば、そうそうのんびりしていられない。とりあえず城ヶ島に渡ることにする。
 
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城ヶ島で海を見る。このツーリングで波先まで来たのはこれが最初。いつもと異なり、ずいぶん急いだツーリングとなった。3時近くなると、海面に夕日が近くなっているのを感じる。冬の夕日は寂しい感じだ。写真が取れていたと思ったらなかった。残念~バサッ!!(波田 )← 時代が分かるネタだ。
 
 
 
楽しい時間はあっという間。今年最後のツーリングも、もう帰りだ。
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夕日が傾いて、どんどんさむくなってきた。寄り道せずに、ひたすら国道一号を北上する。
多摩川を越える直前に、日が暮れた。
 

到着。13,260km