原付キャンプツーリング×初心者×「安・近・短」一泊二日660円 ~2日目
※前回からの続きです。
帰ってきたときはとっぷりと日が暮れていたところから、
始まります。
■キャンプの楽しみ、夕食の宴
まずは火起こし。ネイチャーストーブの登場です。
テントを張った時に小枝を集めておいたので、
これに着火。
スキレットに買ってきた肉を入れて
ビールを開けることに。
スーパーが近いので、ビールは冷えたまま。
地の利に感謝です。
もう若くないので、肉、肉はつらい。
途中でキュウリを齧ってみたり
洗い済みの野菜を炒めてみたりと、
ネイチャーストーブは火力の勢いを維持するのに、
結構気を使います。
あまり燃料をくべすぎると、
すぐ灰が溜まってしまうので、
今回は炭を入れてみましたが、、
炭と調理器具の間が空いていて、
イマイチ熱が上がりません。
途中で小枝に戻してしまいました。
隣のサイトが盛り上がっていますが、
疲れたので先にお休みモード。
■ウェット・ナイトタイム
夜中0時過ぎに、寒さで目が覚めることに。
最低気温は18度。
実は、荷物を減らすため、
かさばる寝袋を辞めてみたんですね。
万が一のためにと持ってきた
フリース上下を改めて着込み
それでもちょっと寒さを感じながら横になるのですが。。
「結露がすこいな」
テントの裏側はびっしょり。
高さがないテントのため、
コット+寝袋だったら、
寝袋が裏地に触れて、
びしょびしょになってしまいそうです。
この季節は結露しづらい、ということでしたが、
寒いのでテントの入り口を閉じていたせいでしょうか。
昨日の雨で湿気が下から上がっているのか?とも思いましたが、
テント床はそれほど湿り気を感じません。
しかし、昨日は雨だったので、
湿気が上がっているのかもしれません。
換気すればいいのかもしれませんが
寒さには勝てません。
まあ初心者なので、仕方ないと思い、
横向きで寝ることに。
テントは高さがあったほうがいいですね。。
(でかくなりますが。。。)
■グッドモーニング・チバラキ
6時ごろ。。。
今度は暑くて目が覚めました。
日陰の重要性を再認識しながら、テントを開けます。
なれた周りのキャンパーさんは、
9時チェックアウトを目指し
既にテントをたたんで、乾かす準備をしています。
タープがあれば、と思いつつ
熱いので
木陰に退避。
まずはネイチャーストーブ用の小枝を集めて
着火。。
お湯を沸かします。
インスタントコーヒーとオレンジ入りデニッシュで
とりあえず落ち着きます。
一息ついたら、テントを開けて、中を乾かすことに。
テント前面の扉を逆向きに開けて
日陰を作り、荷物はそちらに。
グランドシート替わりのレジャーシートも乾かします。
ここでもコットが大活躍です。
気温はぐんぐん上がって、7時ぐらいにはもう夏日の様相。
昨日の残った食材で、
・やきとり炒め物。
でも作って、食べてみたり。
もう肉はしばらくご遠慮な感じです。
買いすぎ注意。
足るを知る、大事ですね。
■立つ鳥跡を濁さずとはいいますが。。。
テントをたたみだすと、床に何やらシミが。。。
油のようです。
どうも、手持ちのオリーブオイルが漏れていたようで
洗っても落ちません。
まあ仕方ないということで。
テントは撤収しますが、
コットだけ開いておいて、木陰にて昼寝などしてみたり。
今日も暑くなりそうです。
時間前に撤収ということで、
リアカーを取りにいって、
荷物を積み込みます。
ということで撤収。
操安性がガタ落ちの
エリミネーター125に跨り
東京まで70kmを
えっちらと帰りました。
■次に備えて感じたところなど。
〇時間管理と準備を楽しむことが重要?
と書くと、ちょっとアレですが。。。
テント設置⇒夕食準備(後片付け)⇒就寝
⇒起床⇒食事⇒テント撤収
と、結構やることが多いので、
ぼんやりしていると、すぐ時間がたってしまいます。
こういった作業を楽しめて、
かつ手際よくできるよう、準備が大事では?と思いました。
(まあ、慣れもあると思います)
何度かディキャンプで試してからの方が、
楽しめるかな、と感じました。
〇これは便利だ、文明の利器
まずはヘッドランプ。
闇の中でも両手が使えるので、
ランタンや懐中電灯より断然便利です。
自分は100均のでしたが、十分に使えます。
そしてコットですね。
前日の荷物置きから、快適な就寝、
そして翌日のお昼寝と大活躍
あると全然違う気がします。
(タープとの2択、と言われると、悩みますが。。)
一方、寒い時期も考えると寝袋が必要です。
でも、ワタシの寝袋、化繊だからか
嵩張るタイプ。
年に何回というキャンプに、
高級寝袋はイタイ(>_<)。。。
食事をガス+コッヘルだけにして、
暖を優先するしかなさそうです。
〇長距離ツーリングとの相性
これまでワタシがやってきた、
400㎞を超える原付ツーリングに
キャンプを組み込めないか、
そういうテストも兼ねていたのですが、
今回やってみて
ちょっと辛い感じが。。( ノД`)シクシク…
もともと400kmを超えるような感じだと、
どうしても日没まで走り続けるケースになり、
そのあとくらい中でのテント設置してスタートとなると
本当に大変です。
この困難を、数々の先達が
知恵と勇気と努力で
乗り越えているのは拝見しておりますが、
キャンプツーリング(下道)は、
走行距離150kmぐらいで、
着いてから準備等にも時間を費やした方が、
ツーリングも、キャンプも楽しめるのでは?と
それぐらいが本当の「ゆるキャン△」で
お願いしたいところです。
と、つらつらと書きましたが、
季節のいい時期には、また出かけてみたいと思います。
それではまた。
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