できる!東京運輸支局(品川)にて、バイクのユーザー車検(写真で解説)
「品川・鮫洲の東京運輸支局にて、
バイクのユーザー車検を受ける方法」
(受付や受験場の場所、効率的に回る方法など)
感想:「カンタンすぐ(半休OK)、そして安い」
費用:約1万7千円(自賠責、重量税、印紙代含)
⇒業者依頼より▲2万円くらい安い?
所用時間:約1時間 (朝一番の受付です)
流れ: 8:20 到着 ⇒ 書類記入
8:45 受付 ⇒ 車両移動
9:00 検査開始
9:10 検査終了⇒書類提出
9:15 車検証の交付(終了)
その他:そのほか、前日までに事前登録と予約
(ネットで15分から20分)
■ 始めよう!バイクのユーザー車検
バイクのユーザー車検を受けるメリットは、
様々なブログ等で紹介されています。
今回、東京東京品川区東大井(鮫洲試験場の脇)にある、
「東京運輸支局」
にて、バイクのユーザー車検を受ける方法について、記載しています。
所管されているのは、中央区、千代田区、港区、品川区、大田区、渋谷区、目黒区、世田谷区、大島支庁、三宅支庁、八丈支庁、小笠原支庁です。
■バイクのユーザー車検の流れ
バイクのユーザー車検は、大きく分けて3つです。
① 必要な書類を確認する。
(バイクに備えられた書類と、
毎年支払っている税金の納付証明書です。)
② 関東運輸局のHPで車検日を登録・予約
(残念ながら、予約は平日のみです。)
③ 当日、案内に従って検査を受ける。
このうち、業者に車検を御願いする方でも、
①は自分で準備するでしょう。
また、業者依頼も、②のようなものですので、
③を自分で、が、ユーザー車検、と言えます。
■事前の準備編
だいたい、オートバイを購入した店舗から、
「車検のお知らせ」ハガキが来て、
「あー、今年はどうしよう」
と思われるのではないでしょうか。
今回は、車検切れ1か月前になって、
通知が来たところから、始めます。
① 必要な書類等(と印鑑)の確認
それでは、まず必要な書類を用意しましょう。
購入した時、シート裏等に書類入れがあったと
思います。それを手元に。
● 車検証(自動車検査証)
⇒ 今回、これを更新します
● 自賠責証明書 (保健証)
⇒ 車検と当時に切れてしまうので、同時に更新します。
が、入っていると思います。
そのほか、
● 自動車重量税納付書
毎年支払いをしている、「税金」の証明書が必要です。
私は上記の書類入れに入れていますが、
保管方法は皆さん色々と思います。
※一番最近支払った納税証明書だけでOKです。
(2年分はいりません)
まずは、この3つの書類と、「印鑑」(認印OK)を用意しましょう。
また、「自動車検査証」があれば、手元に。
(なくても、検査は受けられますが、受付で聞かれるので)
② 検査の予約
次に検査の予約をしましょう。
インターネットで、以下のサイトに。
(ユーザー車検専用のHPです)
検査予約システム-一般利用者アカウント登録変更 (naltec.go.jp)
ここで、アカウントを作成します。
※登録したアドレスに、予約番号が送られてきます。
検査当日に、受付書類に
この予約番号を記載する必要があります。
携帯等で見られるアドレスにしましょう。
登録したら、予約を行います。
まず、受ける車検を選びます。
「関東」「東京運輸局」「継続車検」「2輪車」を選びます。
すると、時間割が出ます。
最大2週間先まで予約できますので、自分の都合の良い時間を。
※車検が通らないことを考え、朝1番に予約しましたが、
朝のほうが空いていて、密になりませんし、
係員の方に不明点を訊ねる余裕もあります。
予約ができれば、あとは当日を待つばかりです。
■ 当日の検査編
それでは当日、出かけましょう。
運輸局はここです。
敷地は出入口が決まっていて、北側がイン、南側がアウトです。
南からくると3車線を跨いで進入するので、
交通量が多いと厳しい。
北側(都心側)からアプローチするほうが入りやすいです。
入ると、正面に受付等を兼ねた施設
(施設内の裏手、赤丸の⑦番)
に行きます。
向かって右側に、自賠責保険等の販売所
(緑のマル)
裏に検査所(青のマル)です。
この3か所を回ります。
当日の流れを簡単に説明します。
① 受付(赤の⑦番)で必要な書類を記入。
② 自賠責保険等の販売所(緑のマル)で、
印紙等や自賠責等の費用を支払。
(窓口は2つ。記入した書類を簡単に見てくれます)
③ 書類を受付(赤の⑦番)に提出
⇒ここで予約時間になるぐらいがOK。
④ バイクで青マルの「2番」の列に並ぶ
⑤ 係員の指示に従い、検査を受ける。
⑥ 検査完了の書類を、検査コース3番の
出口にある検査所で確認、サインをもらう。
⑦ 再び受付(赤の⑦番)に書類を出して、
車検証の交付を受ける。
だいたい、
①から③までが15分、
④で15分、
⑤は10分、
⑥から⑦は15分と、
全部で1時間ちょっとです。
また、係員の方が丁寧に教えてくれるので、分からなければ聞きましょう。
(自分は、⑥がちょっとわかりづらかったです)
それでは、スタートです。
① 書類の記入
まず、ユーザー車検の受付は、
施設2Fの一番奥、⑦番の窓口です。
ここで、備え付けた用紙3枚に記入します。手元に車検証と、予約番号、そして印鑑を用意しましょう。
見本に沿って、記入していきます。
書き終わったら、次は印紙と自賠責保険の更新です。
② 印紙購入と、自賠責保険の更新
一度2Fから出て、出口脇の1Fに行きましょう。
(お金がかかります)
まずは、収入印紙でしょうか。
提出する3枚の書類と、車検証などを渡すと、
金額と、内容を簡単に見てくれます。
支払いすると、収入印紙を貼って返してくれます。
つぎは隣で、自賠責保険の更新です。2年間です。
終わったら、書類をまとめて、
先ほどの2F受付、七番に戻ります。
③ 書類を受付に提出
書いた三枚の用紙(収入印紙貼済み)と、
新たな自賠責保険を一体で
受付に提出します。
ここで、「自動車検査証」の有無と、
誰が整備したのか聞かれます。
「整備は自分で、書類は未記入」と回答すると、
「あとで検査証に書いておくように」指導を受けます。
検査が全て終わり、車検が終わって、一息ついてから、書くので間に合います。
受付が終わったら、
車検所の2番で待機と、指示を受けます。
受付のすぐわきの出口から出ると、
目の前に、検査場が見えます。
バイクに乗って、建物の裏に向かいましょう。
(さきほどの地図、青マルのところです)
④ バイクを裏に回し、「2番」の列に並ぶ
車検はレーンが決まっていて、
「2番」は「左から2番目」です。
クルマがいっぱい停まって順番を待っていますが、
バイクのレーンは別なので、左から回って2番を目指しましょう
⑤ 検査を受ける
さあ、いよいよ検査です。検査員が来るので、「初めてです」というと
いろいろ教えてくれます。
まずは、ハンドルロックから。
(自分のバイクは硬くて焦りました)
その後、ライト等の灯火を確認されます。
その後レーンにバイクを乗せ、検査します。
右に大きな画面があり、指示が出ます。
フットスイッチを踏んで、と出ますが、
最初何だか分かりませんでした。
よく見ると、足元に細長い、踏むと沈む
レールのようなものが、
レーンに沿ってすえつけられています。
これを踏め、といわれたら踏みましょう。
あとは、速度計や、ブレーキ、
ライトのチェックです。
ライトは、検査機器が自動で出てきて、勝手に計測してくれます。
トラブルがなければ10分程度で、終了です。
⑥ 検査完了、書類に「検査済み」のサインをもらう。
全ての検査が終わったら、
「出口でサインをもらうように」
という指示を受けます。
その場所が最初分かりませんでしたが、、
検査コース「3番」のライン出口に検査所があります。
ここで、書類にサインをもらいましょう。
⑦ 再び受付(赤の⑦番)に書類を出して、車検証の交付を受ける。
書類を出して、15分ほどで完了です。
新しいステッカーと、車検証が出来上がります。
これをナンバーに張り付けて完成です。
ここまでで9時15分過ぎ。
いかがでしょうか。
写真と図解で示すと長いですが、時間は一時間ほど。
初めてでも、トラブルさえなければ、それほど難しくないと思います。
このブログが、お役に立てると幸いです。
★注意!:交付された書類は、確認しましょう!!★
やれやれと思い、近くの公園で、
交付された車検証を確認すると。。。。。
「走行距離表示値 2千キロ ⇒ 7万2千キロ」
となっています((◎_◎;))
(先ほどの車検証をみてみてください)
いくらなんでも、2年で7万kmは走っていません。
あわてて車検場に戻って訳を話すと、メーターを再確認し、
新しい書類を交付してくれました。
ワタシのバイクは、最初に正規サービスを受けた日時がでるのですが、
それがトリップと思われたんですね。(よく見ると、「・」が入っています。
次の車検まで気が付かないと、メーター改ざん車になるところでした。
ということで、書類はキチンとみましょう。
それではまた!!